独りよがりの毒学では、合格には程遠い
マンション管理士試験対策に限らず、国家資格受験の際に「自分は独学で頑張るよ」という方というのも決して少なくありません。
「資格受験にあまりお金をかけられない」
「自分のペースで楽にやりたい」
「今日からすぐに勉強をスタートさせたい」
等、受験生が独学に踏み切る理由はそれぞれだと思いますが、概ねその“手軽さ”に惹かれて始めるケースがほとんどなのではないでしょうか。
しかしながら、資格試験対策に「独学」は、実は最も避けるべき学習法であると言えます。
とりわけ、マンション管理士試験のような難関国家資格対策についてはもってのほか。
独学を選んだ時点で、自ら合格から遠ざかっていると言っても過言ではありません。
情報サイトは鵜呑みにしてはいけない
資格試験対策に独学をオススメできない理由として、細かいことを挙げていけばいくつもありますが、総じて「独りよがりの学習に陥る危険性が高い」ことに問題があります。
独学の場合、講師のいない状態で教材選びから学習計画の立案に着手し、さらにその先も自分ひとりで学習を進めていかなければなりません。
当然、疑問が生じた場合にも、自分で解決しなければなりません。
重要箇所の把握や解釈、内容理解、すべてが独りよがりになりがちになるので、ポイントを外せば試験対策が間違った方向に進んでしまうことにもなりかねません。
こうなってしまったらもはや独学は“毒学”、合格からはどんどんかけ離れることになります。
もちろん、独学でマンション管理士試験に合格する受験生というのはいますが、そういった合格者はほんのごく一部。
しかも、よほど国家試験の受験に慣れているか、実務経験や前提知識があるかのどちらかであるケースがほとんどです。
ネット上で「マンション管理士試験も独学で合格」といった謳い文句のサイトに出会うこともあるでしょうが、こうした情報を鵜呑みにするのは危険。
アフィリエイトサイトであるケースが大半で、内容としては何の根拠もなく書かれていることがほとんどです。