マンション管理士に受験資格はない
マンション管理士の試験は、受験資格がないため誰でも受けられます。
年齢や性別、職歴や学歴の隔てはありません。
極端な話、日本語の能力等に不備がなければ外国籍の受験者だってOKなのです。
では、仕事を実際にする上でも「誰だってOK」でしょうか。
世の中には、誰でも成功できるわけではない業界がたくさんありますが、マンション管理士の場合だったら、どうなるでしょうか。
年齢による制限がないメリット
マンション管理士の資格は、スタートしてからの年数が浅い世界です。
これは「古い因習等に縛られていない」というメリットを意味します。
もちろん、マンション管理士の仕事にはさまざまな年代の人を相手にする作業が含まれますが、それはこの仕事に就きたい人を過剰に縛るものではありません。
特に顕著なメリットは、年齢による制限が見当たらないこと。
どこの業界でもふつうは、年齢による壁があります。
求人誌等を読むと、30歳以上とそれ未満では大きな差がつきます。
しかしマンション管理士の受験者は、むしろ30代以上が主流です。
何歳になっても活躍できる土壌がつくられているのは、非常に価値があることでしょう。
これからは女性が活躍する?
ちなみにマンション管理士の世界では、男女比がけっこう激しいといわれます。
受験者の男女比を見ても確かに均等には程遠い現実があります。
しかしそれは、女性が働きにくいという意味ではありません。
あまりこの資格についてよく知られていないことが、ほとんど唯一の原因でしょう。
この仕事は男性的な腕力や筋力を必要としません。
年をとってもやれる仕事であることは前述していますが、その事実は女性にとっても働きやすい資格であることを意味するはず。
これから女性のマンション管理士は、少しずつ増加していくことでしょう。