マンション管理士を持っていることは専門知識があることの証明
マンション管理士というと、マンションの管理を仕事としている人のように思われるかもしれませんが、実は違います。
マンション管理士の中にはマンションを管理している人がいるかもしれませんが、それが全てではありません。
逆にマンション管理士が直接、マンションの管理をしているケースの方が少ないのです。
マンション管理士は国土交通省における国家資格です。
省略してマン管と呼ばれることもあります。
マンション管理士を有しているということは、マンションの管理組合のコンサルタントにおける一定の水準の専門知識を持っていることを証明できることになります。
国家試験に合格すれば、誰でもマンション管理士になれる!
マンション管理士の資格を得るためにはマンション管理士試験を受け、合格する必要があります。
試験に合格した後、マンション管理士として登録することでマンション管理士となることができます。
試験は国土交通大臣が主体となっており、公益財団法人マンション管理センターが指定試験機関となって実施されています。
受験資格については制限がなく、誰でも受験することができます。11月の最終日曜日に年1回だけ特定の地域で行われています。
そのため自分の住んでいるところで実施されていなければ、近隣の会場まで行かなくてはなりません。
試験の内容はもちろんマンション管理に関する法令や実務に関することと、管理組合の運営の関すること及び、マンションの建物や付属施設の形質や構造に関することが出題されます。
開始以来その合格率は8%前後となっており、難易度が高めの資格となっています。