マンション管理士は隠れた“難関資格”

マンション管理士の合格率は低い!?

8.2%と15.4%と23.8%――。みなさんは何の数字かご存知でしょうか?

これはそれぞれ、マンション管理士と宅建と管理業務主任者の2015年度試験の合格率です。宅建と管理業務主任者の合格率はそれほど大きく違いませんが、マンション管理士だけが群を抜いて合格率が低いことがおわかりいただけるかと思います。

みなさんの中には、もっともメジャーな宅建がいちばん難しく、学習内容が「マンション」に限定されるマンション管理士と管理業務主任者はそれほど難しくないと思われていた方も少なくないかもしれませんが、実は3つの資格のなかでマンション管理士試験の難易度がもっとも高いのです。

これでも、マンション管理士の難易度は下がっていて、合格率が9%台になったこともありました。マンション管理士試験開始からしばらくは、7~8%の合格率を記録し続けていました。

合格率7~8%と言えば、行政書士試験や社会保険労務士試験の合格率とほぼ同じですから、その難易度たるや相当のものがあります。

マンション管理士の合格者の傾向とは?

マンション管理士試験の合格者には一定の傾向を見て取ることができます。

男性の受験者・合格者が多いからこそ、女性にチャンスがある♪

まずは全合格者に占める男性の割合が圧倒的に多いこと。その割合は実に9割近くに及びます。

ただ、ここで誤解してほしくないのは、「だからマンション管理士は女性には向かない」ということでは決してありません。

むしろ、こまやかな対応が求められるマンション管理士の仕事は女性にこそ向いているとも言え、合格者数の少なさは逆にチャンスと捉えるべきかと思います。

若いうちにチャレンジした方が良い

もうひとつの傾向は、受験生の年齢によって合格率が異なることです。

マンション管理士試験の全体としての合格率は8.2%ですが、30代と40代の合格率は平均を超えています。一方、20代、50代、60代以上になると、合格率は7%台にまで下がります。

もちろん、年齢を重ねてからの受験がダメというわけではありませんが、それでもできるだけ若いうちに挑戦した方が合格可能性が高いことを、このデータは物語っています。